メレンゲにラカントを使用すると泡立たない!?ケーキを膨らませる方法は？

ケーキを作る時にもっとも大切なのは、なんといってもメレンゲ作りですよね。

そんなメレンゲも、できれば「ヘルシー」に作りたいところ。

そんなとき、砂糖の代用となる「ラカント」を使ってケーキを作れたらいいですよね。

しかし、メレンゲにラカントを使用すると、泡立たない！なんてことありませんか？

今回は砂糖の代わりに、メレンゲにラカントを使用するとなぜ泡立たないのか。

また、ケーキをうまく膨らませる方法をご紹介していきます。

ヘルシーなケーキをもとめて、ラカントを入れてメレンゲを作りたい方は必見です。

　

メレンゲにラカントを使用すると泡立たないのはなぜ？

メレンゲにラカントを使用すると泡立たないのは、なぜでしょうか。

2点の理由が、考えられます。

順番に見ていきましょう。

　

ラカントに保水力・吸収力がないから

ついにラカント購入🙋‍♀️ pic.twitter.com/Ad0hPXexuD

— 🔥わ　ぞ🔥 (@wazogyu) July 10, 2022

ラカントは砂糖の甘味じたいは同じですが、そもそも「性質」が違います。

砂糖は、保水力、吸収力によってこのような役割を果たしています。

つまり、メレンゲの水分をしっかり吸って、泡の固定ができるんですね。

しかし、ラカントには、砂糖と違って「保水力」、「吸収力」がありません。

そのため、メレンゲが泡立たないというわけです。

しっかりとラカントを溶かしていない

低糖質ショコラのスポンジを焼きます。
ラカントのメレンゲを作ります。
低速でじっくり時間をかけて馴染ませてから最後一気に高速にするのが今のところ僕の中で1番強いラカントメレンゲの作り方な気がします。 pic.twitter.com/uSaPhwFJU7

— パティスリーミムラ (@pat_mimura) August 15, 2021

メレンゲにラカントを使用すると泡立たない理由として、ラカントをしっかりと溶かしていないということが、あげられます。

ラカントを使用して卵を泡立てると、通常よりも時間がかかります。

つまり、砂糖と同じ感覚で

と泡立てるのをやめてしまうと、十分に泡立っていないということになりますよ。

　　

　　　

メレンゲにラカントを使ってケーキを膨らませる方法はある？

では、次にメレンゲにラカントを使ってケーキを膨らませる方法は、このようなコツがあります。

順番にご紹介します。

メレンゲを泡たてる時に卵黄を別にする

ラカントを使ってケーキを膨らませる方法の1つ目は、メレンゲを泡たてる時に、卵黄を別にすることです。

卵白と卵黄を一緒に泡立てると、きめ細かい生地にはなりますが、膨らみが弱くなります。

そもそも卵黄が油脂なので、始めから卵白と一緒にすると泡立ちが悪くなり、ラカントを使う場合には向きません。

そこで、油脂のある卵黄を別にすることで、硬い泡ができて生地に「コシ」がでてケーキが膨らみやすくなるというわけです。

ベーキングパウダーを入れる

可愛いベーキングパウダーみっけたー pic.twitter.com/h89ZCGlpW4

— caro✾ (@caroyb0518) April 26, 2021

ラカントを使ってケーキを膨らませる方法の2つ目は、ベーキングパウダーを入れるということです。

ベーキングパウダーには、このような特徴があります。

メレンゲのチカラを借りなくとも、ベーキングパウダーで膨らませることができるというわけです。

すべてラカントにせずに砂糖も少し混ぜる

ラカントを使ってケーキを膨らませる方法の3つ目は、甘味をすべてラカントにせず砂糖も少し混ぜるということです。

やはり、ラカントだけでは「保水性」が弱いため、なかなか生地が膨らまみません。

砂糖を混ぜると、保水力がアップしてきちんと膨らみます。

ラカントの「製造会社のサラヤ」によると、ラカントに砂糖を混ぜるときの量の目安は、このくらいです。

　

　

メレンゲにラカントを使用すると泡立たない!?ケーキを膨らませる方法は？

さて、今回は 砂糖の代わりに、メレンゲにラカントを使用するとなぜ泡立たないのか。

また、ケーキをうまく膨らませる方法をご紹介しました。

まとめると、このようになります。

ラカントを使って、ヘルシーに甘いケーキが食べられるなんて最高ですよね。

ぜひ、今後のケーキ作りにお役立てください！