夜更かししてしまった!という次の日、ニキビができている、肌がなんか調子悪いということってよくありますよね。
しかし夜更かししてても肌が綺麗な人、ニキビがない人っていませんか。
同じ睡眠不足のはずなのに、どうして肌が綺麗なのでしょうか。
気になりますよね。
今回は夜更かししてても肌が綺麗、ニキビがない人はどうしてなのか、その秘密をご紹介します。
夜更かししても肌綺麗・ニキビがないのはなぜ?
「この人、夜更かしばかりしている!」
毎日睡眠時間が4・5時間なのに全然ニキビがないという人っていますよね?
逆に、毎日8時間たっぷり寝ているけれど、今日だけ夜更かししてしまったという人に限ってポツンとニキビができてるっていうことありませんか?
その理由は「体内時計が乱れるから」です。
たしかに毎日睡眠時間が4・5時間だと睡眠不足のように感じますよね。
しかし、毎日決まった時間に起床し、決まった時間に就寝という「規則性」があれば体内時計が乱れることはないんです。
それよりも、体内時計が乱れる原因は、夜更かし寝とたっぷり睡眠が混在する不規則な生活の方だったのです。
つまり、夜更かしによるニキビを防ぐには寝ていた時間の長さや時間よりも、「規則性」の方が大切だったわけですね。
体内時計が乱れると、男性ホルモン分泌を促進する作用によって男性ホルモンの量が増えます。
男性ホルモンは皮脂分泌を増やしたり、角質を厚くするので皮脂が毛穴に詰まってニキビができてしまうんですね。
夜更かししてても肌が綺麗な人には他に4つの理由があります。
- 遺伝・体質
- 睡眠の質が高い
- ストレスを溜めない
- 肌のケアを丁寧に行っている
順番に見ていきたいと思います。
夜更かししても肌綺麗・ニキビがない理由①遺伝・体質
夜更かししてても肌が綺麗でニキビがない人は遺伝や体質が関係してきます。
実はニキビの遺伝は科学的に解明されていません。
しかし、ニキビの原因である「皮脂分泌量」と「バリア機能」は遺伝するといわれています。
両親が皮脂分泌が盛んなタイプの肌ですと、子どもも皮脂分泌が盛んになります。
よって、バリア機能も同じことがいえます。
バリア機能とは外的刺激から肌を守ったり肌の潤いをキープしてくれるものです。
これが弱いと、肌が乾燥して毛穴が詰まりやすくなるために、ニキビができるということになります。
夜更かししてても肌が綺麗な人は、遺伝的に皮脂分泌量がちょうどよく、バリア機能が高いのかもしれません。
夜更かししても肌綺麗・ニキビがない理由②睡眠の質が高い
夜更かししてても肌が綺麗でニキビがない人は、睡眠の質が高いからです。
新しい肌に生まれ変わることを、「肌のターンオーバー」といいます。
この肌のターンオーバーを促しているのは、主に「成長ホルモン」です。
成長ホルモンは、眠りはじめから約3時間以内の深い眠り(ノンレム睡眠)の間に沢山生成されます。
いかに最初の3時間にしっかり眠れる(熟睡)かということが、睡眠の質の鍵となるんですね。
ぐっすり眠れるためには
以上のポイントを意識するとぐっすり眠りやすくなります。
夜更かししても肌綺麗・ニキビがない理由③ストレスを溜めない
ニキビの原因として、ストレスも大いに関係します。
ストレスこそ肌のバリア機能を弱める原因の一つなんです。
ストレスは自律神経に影響を及ぼして、バリア機能を弱めてしまい、ニキビ菌の増殖を増やします。
また、ストレスを感じることにより、男性ホルモンが増えるので、それにより毛穴が詰まってニキビになります。
つまり、ストレスを感じると、自律神経と男性ホルモンによってニキビができ、ホルモンのバランスが乱れてニキビが悪化します。
ストレスを軽減してリラックスをすることが大切です。
普段から、運動や趣味でストレスを解消できるといいですね。
夜更かししても肌綺麗・ニキビがない理由④肌のケアを丁寧に行っている
夜更かししてても肌が綺麗でニキビがない人は肌のケアを丁寧に行っています。
特に洗顔後は、肌がふやけたような状態で無防備です。
何もケアをせずに放置すると、角質層から水分が蒸発していってしまいます。
お肌のためにも、洗顔後はすぐに保湿をしてあげることが大切です。
化粧水→美容液(乳液)→クリームの順でしっかり保湿しましょう。
このとき、叩いてパッティングするのはおすすめしません。
刺激になるからです。
特に肌荒れをおこしているときは、色々な刺激に対して肌が敏感になっています。
普段使用している化粧品の成分を確認し、余計な刺激になる成分がないか見直してみましょう。
香料、着色料、などの添加物が刺激になることがあるので、低刺激性のスキンケアを選んでみてください。
夜更かしせずに早寝すれば美肌になれる?
では夜更かしせずに、早寝すれば美肌になれるでしょうか?
まず、先ほどもあげた規則正しい生活をし、体内時計を正常にさせるのは大切です。
それに加えて、早寝ができるのであれば、早寝したほうがよいですね。
お肌は、古い細胞が剥がれて新しい細胞が押し出されることによって綺麗になっていきます。
このお肌の細胞の生まれ変わり(肌のターンオーバー)が盛んな時間帯は「夜の10時から夜中の2時」です。
つまり、夜更かしして昼過ぎにたっぷり睡眠時間を確保できても、皮膚の再生はできないんですね。
夜更かししても肌綺麗・ニキビがない人はどうして?早寝は美肌と関係ある?まとめ
今回は夜更かししていても肌が綺麗、ニキビがない人はどうしてなのかの秘密を説明していきました。
夜更かししていても肌が綺麗な人は、体内時計を整えたり、ストレスを溜めない、きちんとスキンケアをするなど工夫をして生活をしていることが分かりました。
睡眠時間の確保というのは、現代人にとっては容易ではありません。
しかし、睡眠は美肌のためにも大切だということがわかりました。
ですから、今回ご紹介したちょっとした工夫をぜひ試してみてくださいね。
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