柏餅は何歳から食べられる?子供に食べさせるときの注意点や代用レシピは?

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5月には子供の日があります。

子供の日といえば、鯉のぼりや五月人形を飾ったり柏餅を食べることが風習になっていますよね。

子孫繁栄の縁起物として食べられる柏餅ですが、子供が食べる場合は何歳から食べられるのか気になりませんか?

お餅なので、喉に詰まらせたり注意が必要な食べ物でもあります。

いつから食べて良い、という決まりはあるのでしょうか。

できれば親子一緒に食べてみたいですよね。

そこで今回は、柏餅は何歳から食べられるのか、食べる際の注意点と代用レシピもまとめてみました。

目次

柏餅は何歳から食べられる?判断するとき注目すべきポイントは?

柏餅は子供の日の食卓に並べられていると、見た目の珍しさから子供も飛びついてしまいそう。

縁起物でもあり親子一緒に食べたいのですが、そもそも子供が食べられるのか、注意したいポイントが3つあります。

  • 子供の嚙み切る力
  • 子供の消化能力
  • 子供の会話の理解能力

まだ口も喉も小さく狭い子供なので、食べる前に1つずつ注意してみてくださいね。

 

柏餅が食べられるか判断ポイント①:子供の嚙み切る力

1つ目は、子供に噛み切る力があるかどうか

お餅は噛まずに食べるともちろん喉に引っかかり危険です。

そのため、歯が生え揃い奥歯ですり潰す力がないと、お餅のような弾力のあるものを食べることはリスクが高いですよね。

大体、3歳までに上下の歯が生えそろうと言われていますが、一番重要な奥歯が生えるのは一番最後。

しっかり奥歯まで生え揃っているか確認しましょう。

歯が上下生え揃っていても、時間をかけてもぐもぐと食べる習慣がない場合はまだ柏餅を食べるのは早いかも。

まずは柔らかいもので、よく噛むということを習慣づけてからトライした方が安全ですよ。

柏餅が食べられるか判断ポイント②:子供の消化能力

2つ目は子供に消化能力があるかどうか

消化能力があるかどうかのチェックポイントとしては、普段お米を問題なく食べられているかです。

お米を食べたときに喉に詰まりやすかったり、お腹がゆるくなったり消化不良を起こしていなければお餅を食べても問題ありません。

お餅はお米より消化がしやすいと言われているからです。

また、3~4歳になると子供の消火器機能が大人とほぼ同等になります。

そのことから、3歳を過ぎて食事の際特に問題がなければお餅を食べても問題なさそうですよ。

 

柏餅が食べられるか判断ポイント③:子供の会話の理解力

3つ目は、子供に会話の理解力があるかどうか

大人であっても、お餅を食べるときに喉に詰まることがありますよね。

噛み切れていなかったり、急いで食べたり…。

その注意を大人であれば当たり前にできても、子供はまだ分からないので大人が声をかける必要があります。

「ゆっくり食べてね」

「よく噛んで食べてね」

その言葉を理解できないと、ただでさえ詰まりやすいお餅を食べることは危険。

大体子供の理解力が備わるのは、これまた3歳と言われています。

普段から、注意や声掛けに対応できていればいざという時も危険を避けられるのでチェックしてみてください。

 

柏餅を子供に食べさせる時の注意点は?

先述した3つのポイントが問題なく、柏餅を食べられると判断した場合も注意が必要です。

子供に柏餅を食べさせる際の注意点は4つ。

  • 小さく切る
  • 水分をとる
  • 大人が見守る
  • 食べている途中に声はかけない

見た目的に、切らずそのまま出した方が柏餅、といった感じですがまだ小さい子供には小さく切り分けて出しましょう。

噛み切る力があったとしても、やはり大人に比べて未熟なので2cm以下にすることがオススメです。

そして、大人が注意して見守りながら合間に水分を良くとるように。

粘着性がある柏餅を飲み込みやすくするために必要ですし、一気に口に入れすぎていないかの確認もしてくださいね。

ただ、見守るからといって子供が食べている途中に声をかけると、むせやすくなるので完全に飲み込んでからにしましょう。

小さい子供でも食べられる柏餅の代用レシピは?

まだ柏餅を食べられそうにない小さい子供向けに、代用レシピを紹介します。

お餅を食べることは難しくても、柏餅風にそして美味しく食べられるのでぜひ試してみてくださいね。

じゃがいももち

ジャガイモを使ったおやつです。

作りたてが一番お餅に近く、モチモチとして美味しいですよ。

大人でも美味しく食べられます!

じゃがいももちの材料
  • ジャガイモ
  • 片栗粉
  • お好みで青のりや粉チーズ
じゃがいももちの作り方
  1. ジャガイモを茹でる
  2. 茹でたジャガイモを潰し片栗粉(大さじ1)と塩、青のりを混ぜる
  3. 丸く形成しフライパンで焼く
  4. 出来上がった後にチーズや砂糖など、お好みのアレンジも楽しめます。

じゃがいも&ほうれん草を使った柏餅風レシピ

茹でたほうれん草を柏の葉に見立てて作る、見た目が柏餅風のレシピです。

子供が大好きなじゃがいもがメインなので、美味しく食べられますよ!

じゃがいも&ほうれん草を使った柏餅風 材料
  • ジャガイモ
  • ほうれん草
  • お好みでウインナーなど
じゃがいも&ほうれん草を使った柏餅風の作り方
  1. ジャガイモ、ほうれん草を茹でる
  2. 柔らかくなったジャガイモを潰す
  3. ジャガイモをお餅のように丸く形成する
  4. ほうれん草を柏の葉風に切ってジャガイモを包む

ほくほくのジャガイモの中に、ウインナーやチーズなどを包んでも美味しいです。

喉に詰まる心配もなく、見た目は柏餅風で可愛いですね。

ジャガイモは電子レンジで加熱すると時短できて楽ですよ!

 

柏餅風おむすび

こちらはとても簡単なレシピで、見た目は柏餅風です。

具材によってアレンジできるので、どんな子でも美味しく食べられますね。

柏餅風おむすび 材料
  • ご飯
  • おむすびの具
  • 大葉の葉またはほうれん草
柏餅風おむすびの作り方
  1. 好きな具を入れておむすびをにぎる
  2. 大葉の葉かほうれん草を柏の葉風に切って、おむすびを包む

具材を変えれば飽きずに食べられますし、栄養もあっておすすめです。

柏餅は何歳から食べられる?子供に食べさせるときの注意点や代用レシピは?まとめ

柏餅は何歳から食べられるのかについてまとめました。

まず、柏餅を食べられるかの判断基準は3つ。

  • 子供の嚙み切る力
  • 子供の消化能力
  • 子供の会話の理解能力

どの力が備わるのも3歳が目安になっていますが、個人差があるので普段の様子と照らし合わせて判断してくださいね。

食べられると判断した後も、柏餅を子供に出す際は

  • 小さく切る
  • 水分をとる
  • 大人が見守る
  • 食べている途中に声はかけない

以上4つに注意して、子供から目を離さないようにしましょう。

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