アレルギー症状を抑えるために有効的な成分が配合されているセレスタミン。
蕁麻疹の症状でもよく使われるお薬で効果が高いことでも知られています。
そんなセレスタミンが販売中止との噂が。
今服用している方からすれば、かなり困るお知らせです。
販売中止の理由はなぜなのでしょうか。
そこで今回は、セレスタミンはなぜ販売中止になったのか、その理由について調べました。
セレスタミンが販売中止の理由はなぜ?
🙆♀️【#薬剤師 の7割は知らない!】
— 薬剤師をポジティブにする人💊ニッシェ@週休3日薬剤師 (@pojiyakuzaishi) April 13, 2023
→ステロイドの強さの比較
✅プレドニゾロンを1としたとき、 ベタメタゾンの強さは「6」(1:6)
例:セレスタミンは「ベタメタゾン」を0.25mg含有
→プレドニゾロン換算で1.5mgの強さ
セレスタミンのステロイドの量がわかってなかった人は要確認!🙋♀️#薬剤師 pic.twitter.com/fAegylb0fi
セレスタミンは、販売中止になっていません。
現在も販売されていますよ。
しかし、2020年10月頃に一部の包装が諸般の事情により販売中止になりました。
諸般の事情というのが調べても出てこず、謎のままです…。
セレスタミンは症状を抑える効果は強いですが、第一世代の抗ヒスタミン薬が配合されているため、眠気の副作用が出る可能性があります。
運転などの機械操作には従事させないよう注意が必要が必要。
また、ステロイドが配合されているため、長期投与は好ましくありません。
副作用やステロイドであることから、服用には医師や薬剤師の説明を聞いた方が安全ですね。
セレスタミンは市販されている?類似薬や購入できる場所は?
これを踏まえた上で、薬剤師ママの私が使うとしたら…
— みこのす*2y🐭&0y🐰 (@mkns206) March 8, 2021
頭が痛い、熱がある⇒タイレノール
鼻水・痰が出る⇒ストナ去たんカプセル
喉が痛い⇒ペラックT錠
肩こり、乳腺炎⇒ロキソニン、葛根湯(漢方)
花粉症⇒アレグラ、クラリチン
ロキソニンと葛根湯は赤ちゃんには使わんけどね pic.twitter.com/PgNtP8xfDA
現在、セレスタミンは市販されていません。
類似品として、セレスタミンに含まれる抗ヒスタミン成分である「d-クロルフェニラミンマレイン酸塩」が含まれている市販薬は販売されていますよ。
- アレジオン(エピナスチン)
- クラリチン(ロラタジン)
- アレグラ(フェキソフェナジン)
よくCMでも耳にするお薬ですね。
これらは薬局で販売されており、花粉症の時期などは多く売り出されています。
手軽に購入てきるのが、嬉しいですね。
ちなみに、セレスタミンは抗ヒスタミン剤とステロイド剤の2種類の成分を含んでいるため、入手するためには医師の処方が必要です。
副作用の危険性などを考えると納得です。
セレスタミンが販売中止の理由はなぜ?市販薬を購入できる場所は?まとめ
セレスタミンは販売中止になったのか、その理由についてまとめました。
結論として、セレスタミンは販売中止になっていません。
医師からの処方があれば服用することが可能です。
副作用やステロイド剤であることから、市販はされていないのでご注意下さい。
セレスタミンに含まれる成分が一部入っている市販薬としては
- アレジオン(エピナスチン)
- クラリチン(ロラタジン)
- アレグラ(フェキソフェナジン)
全く同じものではないので、購入する際は効能や副作用をよく見て、薬剤師に相談してからにすると安心ですよ。
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