鳥人間コンテストの歴代記録と過去最高の飛行距離は?結果を一覧でお届け!

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毎年夏に開催される鳥人間コンテスト。

2023年は7月29日と30日に決定しました!

人力による飛行距離を競う熱い戦いに、毎年感動させられますよね。

そんな鳥人間コンテスト、今回の大会に向けて歴代記録をチェックしておきたいところ。

過去最速は誰で、いつ獲得したのでしょうか。

そこで今回は、鳥人間コンテストの歴代記録と最高飛行距離をまとめました。

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鳥人間コンテストの歴代記録は?過去最高飛行距離は何m?

鳥人間コンテストの各部門歴代記録を振り返ります。

  • 滑空機部門
  • 人力プロペラ機部門

それぞれの最高飛行距離を見ていきましょう。

鳥人間コンテストの歴代記録①滑空機部門

滑空機部門のベスト3はこちらです。

滑空機部門 第1位
  • 飛行距離:533.58m
  • チーム名:チームあざみ野
  • 氏名:清水総一郎さん
  • 年齢:29

滑空機部門 第2位
  • 飛行距離:501.38m
  • チーム名:みたかもばら×神奈川工科大学
  • 氏名:大木祥資さん
  • 年齢:42

滑空機部門 第3位
  • 飛行距離:483.47m
  • チーム名:みたか+もばら アドベンチャーグループ
  • 氏名:大木祥資さん
  • 年齢:37

チームあざみ野は、航空エリート集団とも言われているベテラン。

実際にIHIの航空機に携わっている、航空機のプロが出場し優勝したことが話題になりました。

鳥人間コンテストでは「その日の空と風と湖の神に愛されたチーム」が優勝するとも言われていますが、まさに空と天気を知り尽くし愛されたプロ、さすがですよね。

鳥人間コンテストの歴代記録②人力プロペラ機部門

人力プロペラ機部門のベスト3はこちらです。

人力プロペラ機部門 第1位
  • 飛行距離:60km
  • 登録No:J15
  • チーム名:BIRDMAN HOUSE 伊賀
  • 氏名:渡邊悠太さん
  • 年齢:32
  • 新記録賞

人力プロペラ機部門 第2位
  • 飛行距離:40km
  • チーム名:BIRDMAN HOUSE伊賀
  • 氏名:渡邊悠太さん
  • 年齢:30
  • THE BEST BIRDMAN賞

人力プロペラ機部門 第3位
  • 飛行距離:38km
  • チーム名:日本大学理工学部航空研究会
  • 氏名:森田順也さん
  • 年齢:21

歴代1位の渡邊悠太さんは、東大卒のパイロットとして名高い方。

そして驚くのが、大会初の60kmの飛行をしたことなんです。

これまでの40kmという飛行記録を大きく塗り替え、奇跡の飛行とも言われています。

2時間以上飛行を続けたなんて、体力やバランス感覚、忍耐力のたまものですよね。

2019年に完全制覇を成し遂げました。

各部門の過去最高飛行距離は何m?

渡り鳥が水面の上を飛んでいる画像

各部門の最高飛行距離は、滑空機部門で533.58m、人力プロペラ部門で60kmです

人力プロペラはパイロットの脚力、体力がかなり必要ですし、滑空機もその身1つで機体を背負い、空へ羽ばたくんですからハードどころではありませんよね。

そんなドラマ溢れる鳥人間コンテストですが、大会の部門ごとに優勝チームへ賞金が贈られることも注目です。

その金額は

  • 1位:100万円
  • 2位:30万円
  • 3位:20万円

滑空機やプロペラを作るのにも、膨大な時間と労力、そして費用がかかりますし、賞金と見ても安いくらいですね…!

鳥人間コンテストの歴代優勝チームと結果一覧!

飛行場の画像

1977年に第1回が開催された、鳥人間コンテストは44回目の大会を終えています。

これまでの歴代優勝チームをまとめてご覧ください!

滑空機部門の鳥人間コンテストの歴代優勝チームと結果一覧

滑空機部門の歴代優勝チームと結果です。

下の欄をクリックしてご覧ください。

大会回数開催日チーム名パイロット記録
第1回1977年7月2日東京ハングライダークラブ岡良樹82.44m
第2回1978年7月21日ニューウィングス大平英二79.78m
第3回1979年7月20日日本自作航空機連盟島根俊夫88.53m
第4回1980年7月19日日大駿河台航空研究会鈴木正人101.60m
第5回1981年8月8日車山ハンググライディング菊池守男95.83m
第6回1982年8月7日日本大学理工学部航空研究会村山智彦144.00m
第7回1983年8月6日日本フライングクラブ岡崎利彦162.62m
第8回1984年8月4日個人での出場楠正彰163.03m
第9回1985年8月3日茂原市フリーフライト木島明良214.51.m
第10回1986年8月2日POINT ONE MILE柴野敏彦158.38m
第11回1987年8月1日茂原市フリーフライト木島明良176.71m
第12回1988年7月30日西富士友の会糸谷浩261.90m
第13回1989年7月29日チームアクティブギャルズ宮崎祥代225.90m
第14回1990年8月4日記録なし
第15回1991年8月3日フリーフライ木島明良318.75m
第16回1992年8月1日チームエアロスプシー中村克232.08m
第17回1993年7月31日東京都立大学人力飛行機研究会栗野けんじ
248.31m
第18回1994年7月30日TOA鳥人間の会佐々木正司329.83m
第19回1995年7月29日TOA鳥人間の会佐々木正司274.72m
第20回1996年7月27日TOA鳥人間の会佐々木正司300.36m
第21回1997年7月26日中止
第22回1998年7月31日 チームハマハマ福森啓太364.08m
第23回1999年7月30日みたか+もばらアドベンチャーグループ大木祥資345.92m
第24回2000年7月28日夜鳥の会雨宮健一256.53m
第25回2001年7月27日みたか+もばらアドベンチャーグループ大木祥資417.49m
第26回2002年7月27日みたか+もばらアドベンチャーグループ大木祥資414.33m
第27回2003年7月26日みたか+もばらアドベンチャーグループ大木祥資420.48m
第28回2004年7月31日チームTINKER阿知波哲史173.26m
第29回2005年7月16日みたか+もばらアドベンチャーグループ大木祥資370.80m
第30回2006年7月22日みたか+もばらアドベンチャーグループ大木祥資258.21m
第31回2007年7月28日みたか+もばらアドベンチャーグループ大木祥資483.47m
第32回2008年7月26日みたか+もばらアドベンチャーグループ大木祥資377.98m
第33回2010年7月25日みたか+もばらアドベンチャーグループ大木祥資421.11m
第34回2011年7月30日上智大学 Flying Turkeys河原井悠314.41m
第35回2012年7月28日みたか+もばらアドベンチャーグループ×神奈川工科大学大木祥資501.38m
第36回2013年7月27日みたか+もばらアドベンチャーグループ×神奈川工科大学大木祥資460.07m
第37回2014年7月26日みたかもばら下横田大木祥資407.03m
第38回2015年7月25日九州大学鳥人間チーム石丸隆宏373.75m
第39回2016年7月30日みたかもばら下横田大木祥資443.80m
第40回2017年7月29日日本大学生産工学部津田沼航空研究会佐藤光440.37m
第41回2018年7月28日日本大学生産工学部津田沼航空研究会熊倉賢人446.42m
第42回2019年7月27日Umeda Lab.(大阪工業大学OBチーム)内田啓介327.72m
第43回2021年7月31日東京都立大学MaPPL中島桜451.12m
第44回2022年7月23日チームあざみ野清水 総一郎533.58m

人力プロペラ機部門の鳥人間コンテストの歴代優勝チームと結果一覧

続いて、人力プロペラ部門の歴代優勝チームと結果です。

下の欄をクリックしてご覧ください。

大会回数開催日チーム名パイロット記録
第9回1985年8月3日豊田飛行愛好会石本豪290.45m
第10回1986年8月2日Team Aeroscepsy田中紀彦512.20m
第11回1987年8月1日日本大学理工学部航空研究会上田稔435.56m
第12回1988年-1989年記録なし
第13回1981年8月8日
第14回1990年8月4日日本大学理工学部航空研究会小林稔1,810.54m
第15回1991年8月3日日本大学理工学部航空研究会日大バードマンOBチーム阪本佳久500.20m
第16回1992年8月1日チームエアロセプシー中山浩典2,019.65m
第17回1993年7月31日日本大学理工学部航空研究会野呂元紀2,180.78m
第18回1994年7月30日日本大学理工学部航空研究会日大バードマンOBチーム宮脇康成2,371.65m
第19回1995年7月29日チームエアロセプシー中山浩典8,764.00m
第20回1996年7月27日大阪府立大学 堺・風車の会中尾誠9,761.56m
第21回1997年中止
第22回1998年8月1日チームエアロセプシー中山浩典23,688.24m
第23回1999年7月31日大阪府立大学 堺・風車の会大倉彰浩4,913.46m
第24回2000年7月28日大阪府立大学 堺・風車の会嘉藤伸一7,945.85m
第25回2001年7月28日東京工業大学Meister成相健太郎3,823.70m
第26回2002年7月28日東京工業大学Meister梶原聖太6,201.74m
第27回2003年7月27日日本大学理工学部航空研究会平綿甲斐34,654.10m
第28回2004年8月1日早稲田大学宇宙航空研究会WASA渡邊峰生944.11m
第29回2005年7月17日日本大学理工学部航空研究会田中丸真輔22,813.05m
第30回2006年7月22日東北大学Windnauts宮内空野28,628.43m
第31回2007年7月29日東京工業大学Meister山田洋平3,998.51m
第32回2008年7月27日東北大学Windnauts西脇渉36,000.00m
第33回2010年7月25日東京工業大学Meister宮本翔18,556.82m
第34回2011年7月31日東北大学Windnauts中村拓磨18,687.12m
第35回2012年7月29日東北大学Windnauts谷口周平14,129.34m
第36回2013年7月28日東京工業大学Meister斎藤圭汰20,399.24m
第37回2014年7月27日東北大学Windnauts佐々木颯清1,849.41m
第38回2015年7月26日東北大学Windnauts松島昴汰35,367.02m
第39回2016年7月31日日本大学理工学部航空研究会山﨑駿矢21,415.53m
第40回2017年7月30日BIRDMAN HOUSE伊賀渡邊悠太40,000.00m
第41回2018年7月28日東北大学Windnauts越野陽也2,347.58m
第42回2019年7月28日BIRDMAN HOUSE伊賀渡邊悠太60,000.00m
第43回2021年8月1日東京都立大学鳥人間部 T-MIT前川純也5221.04m
第44回2022年7月24日東北大学Windnauts丹治開36,868.80m

鳥人間コンテストの歴代記録と過去最高の飛行距離は?結果を一覧でお届け!まとめ

鳥人間コンテストの歴代結果と過去最高の飛行距離についてまとめました。

鳥人間コンテストには部門が2つあり、滑空機部門と人力プロペラ部門があります。

それぞれの歴代最高記録は

  • 滑空機部門:533.58m
  • 人力プロペラ部門:60km

また全44大会における優勝チームも紹介しましたが、どの分野にも強豪チームはいるようで、同じ名前が並ぶこともありました。

今年の鳥人間コンテストは、また記録が塗り替えられるのか楽しみです。

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