赤ちゃんの成長は日々目まぐるしいですよね。
中でも寝返りは平均して5〜6ヶ月頃から始まり、あちこちにゴロンゴロンしてどんどん注意が必要な時期に。
嬉しい成長ですが、寝返りをすることで赤ちゃんがいろんな事故にあうことをご存じですか?
知らない間に呼吸が止まったり、苦しくなってしまうなどリスクが多いんです。
寝返り防止を、できれば身近にあるものでしたい、それにはバスタオルが有能なんです。
そこで今回は、寝返り防止のためのバスタオルの使い方、寝返りの危険性についてまとめました!
赤ちゃんの寝返り防止はなぜ行うの?寝返りにおける事故とは?
#子どもの事故防止【0歳児の睡眠時の窒息に注意しましょう】
— Dr.しば (@Shiba_kids) April 14, 2023
0歳児における不慮の事故死の中では、窒息によるものが占める割合が高く、 特に就寝時の窒息死事故が多数起きています。
首すわり、寝返り、お座りといった発達段階に応じた特徴に配慮した寝具の利用や就寝の仕方に注意が必要です。 pic.twitter.com/Js3qEbkjU7
なぜ寝返りをすることで事故が起こるのでしょうか。
それは、赤ちゃんが寝返りを繰り返しうつ伏せになったものの、自力で仰向けに戻れなくなり、結果息ができなくなるからなんです。
消費者庁のデータによると、1歳未満乳児の不慮事故の8割が窒息死。
特に一番多いのが夜寝ている間におこった事故で、乳幼児突然死症候群(SIDS)、転落、吐き戻しがあります。
本日17時に上がるブログ記事からの抜粋じゃ
— 小児科医のノブ(パロディ) (@nobu_pediatric) June 11, 2022
SIDS(乳幼児突然死症候群)は年々減ってきてはいるものの、年間数十人が亡くなる疾患じゃ
SIDSを起こすこどもでは、正常な子で起こる『睡眠中の覚醒反応』が機能していない可能性が指摘されているんじゃ pic.twitter.com/9bNa1GRGjB
赤ちゃんは寝返りができても
「うつ伏せになった状態からもう一度寝返りをしてあお向けになること」
ができない。
手や足を動かして、自分の体勢を変えることがまだ十分にできない赤ちゃんは、長い時間うつ伏せの状態になります。
その時間が長く続くほど、息ができず窒息してしまうという非常に悲しいことになってしまうんです。
さらに夜は大人も一緒に寝ているため気づきにくく、結果として悲しい事故が起こってしまう危険性があるのです。
ちなみに、窒息やSIDSの予防には敷布団は硬いものを使用するようにしましょう。
低反発など柔らかい布団はうつ伏せになった時に態勢が保持できず、顔が埋もれると窒息してしまいます。
赤ちゃんの寝返り防止にバスタオルが超使えるってホント!?
オムツ替えの時はおもちゃとか持たせて集中してくれてる間に替える!夜はバスタオル畳んで両端クルクル巻いたやつを子供の下に敷いて、気持ち程度の寝返り防止作ってた(^_-)-☆ pic.twitter.com/gZuzDECM3V
— さくら (@karaageumaiyo_) March 27, 2023
寝返り防止には、家のバスタオルを活用するのがとても便利ですよ。
赤ちゃんの隣にぬいぐるみやタオルを置いて、寝返りしにくくするという方法もありますが、小さいものだと誤飲やまた違う事故につながる危険が。
赤ちゃんも、普段使い慣れた匂いのするバスタオルがそばにあると、安心して寝てくれるかもしれませんよ。
ここからはバスタオルを使った、簡単かつ有効な寝返り防止策を紹介します。
赤ちゃんの寝返り防止クッションを簡単に作る方法とは?
Twitterで見た手作り寝返り防止やってみたけど良い感じ👌寝返りそうになるけど結局できなくて諦めて寝る😂! pic.twitter.com/VJhmPKO0Ow
— リボンちゃん®︎1y11m (@4m51752001) October 10, 2021
赤ちゃんの寝返り防止のために必要なのはバスタオル1つのみ!
寝返り防止クッションにしていくには以下の手順。
おうちだけでなく、お出かけ先でも使えるのが便利ですね。
タオルで作った赤ちゃんの寝返り防止クッションを乗り越える赤ちゃんへの対策は?
寝返り防止の上で寝返りとは。 pic.twitter.com/6NH0ag80ZP
— 工兵ママ (@Engineer_JGSDF) April 23, 2019
先述した寝返り防止クッションを使ったものの、赤ちゃんがそれを乗り越えて寝返りしてしまう!
そんなときは、市販で売られている寝返り防止クッションを試してみるのもいいかもしれません。
両サイドが円柱形のクッションになっていて、その間に赤ちゃんを寝かせるタイプで、両サイドのクッションが赤ちゃんを固定します。
そのため赤ちゃんは左右を向くことはできますが寝返りをすることはなく、安全。
片方がクッション、片方は大きめの人形になっている可愛いデザインのものも多く、価格も4000円前後。
5ヶ月半で寝返り出来るようになった息子氏👶
— megumi®🍓2yワーママブロガー (@megumi_yt) September 2, 2021
寝てる時が怖いので寝返り防止のクッション買ってみた☺️☁*°
かわいい~😭♥️
雲ちゃんに囲まれてる😂 pic.twitter.com/PveXBX6PTz
ただし、
だということは常に頭に入れておいた方がよさそうです。
赤ちゃんが眠る環境(ベビー用布団やベビーベッドの上など)には、バスタオルやクッションなどの窒息の原因となるものはすべて撤去した方が安全だという声も多数聞かれています。
欧米などでは、赤ちゃんには掛物すら掛けない!というのが主流になっていると言われているほどです。
赤ちゃんの寝返り防止用具で赤ちゃんが窒息してしまう、なんて痛ましい事故は本末転倒です。
したがって、赤ちゃんの寝返り防止にバスタオルや専用のクッションを使うことは、赤ちゃんの万が一の窒息の危険性と、常に隣り合わせであるということは頭に入れて自己責任のもとでご使用ください。
赤ちゃんの寝返り防止にバスタオルは超使える!?事故防止にひと工夫!まとめ
赤ちゃんの寝返り防止にバスタオルが使えて便利なのか、について調べました。
結論、バスタオルで寝返り防止は可能です。
バスタオルを三つ折りにして、その隣に赤ちゃんを寝かせれば三つ折り部分が段になって寝返りすることはできなくなり安心。
市販で寝返り防止クッションが販売されていますが、大きさや持ち運びの不便さがあるのことも。
身近にあるもので赤ちゃんの危険を回避できるのは嬉しいですよね。
日々の赤ちゃんの成長は嬉しいですが、その分危険も増えていきます。
工夫して安全に成長を見守りましょう。
コメント