スタジオジブリの最新作「君たちはどう生きるか」。
宮崎駿監督が手がける10年ぶりの長編作品ということもそうですが、作品について事前告知が何もないということでさらに注目が集まっています。
スタジオジブリといえば、小さい子供から大人まで楽しめる内容が多いですが、事前に情報がない「君たちはどう生きるか」は子供が見ても楽しめるものなのでしょうか?
何歳から見れるものなのか対象年齢が気になります。
見てみて合わなかったり、楽しめなかったとなれば残念ですよね。
そこで今回は映画「君たちはどう生きるか」は何歳から見られて対象年齢はいくつなのかについて調べました!
ジブリ「君たちはどう生きるか」は何歳から観られる?
「君たちはどう生きるか」は、特にR指定などは無いので、小さい子供も見ることができます。
といっても、今回「君たちはどう生きるか」は、映画の内容を事前に一切明かさないという、これまでのジブリ作品では異例の宣伝方針を掲げています。
あらすじも明かさず、予告編の公開も、声優の発表もしないまま公開に至りました。
ただ、スタジオジブリは全作品を「子どものために作ってきた」と語っています。
「君たちはどう生きるか」の主題歌として「地球儀」という曲を作らせてもらいました。… pic.twitter.com/nquTOr3hKn
— 米津玄師 ハチ (@hachi_08) July 14, 2023
具体的に、宮崎駿監督が作品を通して伝えたいことは
- おもしろいものはこの世界にいっぱいある
- 元気でやっていけよと言うメッセージ
- 「生きねば」「生きる」「生まれてきてよかった」など「生」へのメッセージ
- 時代に関係なく生きることの喜び
- 自然を大切にしなければならないこと
- 世界を救うのは過ちだらけの大人よりも子供である
こうして見ると、やはりメッセージを伝えたいのは、感情や考えがこれから発展していく子供達に向けて。
ジブリ作品は深い内容のものが多いですが、子供でも見やすいという特徴があります。
なので「君たちはどう生きるか」も、対象年齢関係なしで誰でも見られるものなのでしょう。
ジブリ「君たちはどう生きるか」の対象年齢は?
「君たちはどう生きるか」について、対象年齢は公開されていません。
今作品についてわかっていることは4点。
- 7月14日公開
- 宮崎駿監督の完全オリジナル作品
- 作画監督は本田雄さん
- 冒険活劇ファンタジー
「君たちはどう生きるか」の作画監督は、本田雄さんです。
「エヴァンゲリヲン新劇場版:Q」、「千年女優」、「電脳コイル」などを手がけるベテランアニメーターで、仕事仲間からは師匠というニックネームで呼ばれています。
エヴァンゲリオンなどの作画を見れば、大体の作画が想像できますよね。
子供も楽しめる、アクションや背景デザインなど手の込んだものだと思われます。
ジブリ「君たちはどう生きるか」小学生・幼児は楽しめる?
カプローニ『創造的人生の持ち時間は10年だ。芸術家も設計家も同じだ。君の10年を力を尽くして生きなさい』
— Tory 𓄿 (@Tory42512) July 13, 2023
2013年7月20日 「風立ちぬ」上映
2023年7月14日 「君たちはどう生きるか」上映
で映画監督・宮崎駿の10年後の約束の鮮やかな伏線回収にちょっと泣いてる🥲#君たちはどう生きるか 明日公開🎬 https://t.co/eJT1gjjgO2 pic.twitter.com/XvTvEemb6Z
「君たちはどう生きるか」は、2017年刊行の漫画版がベストセラーになった吉野源三郎氏の小説と同タイトルです。
しかし、今回の映画とはほぼ無関係と言えるでしょう。
作中の人物が「君たちはどう生きるか」の小説を読んでいるという設定と、映画と小説に多少の共通点がある程度です。
さらに公式サイトでは、今回の映画を「冒険活劇ファンタジー」と紹介しています。
一方小説は、14歳の少年が身近に起きるいじめや差別に対して、叔父さんのアドバイスを聞きながら自分で答えを探して成長していく物語。
映画「君たちはどう生きるか」のストーリーの予想としては、小説に影響を受けた人物が、色々な人と関わりながら成長する姿を冒険ファンタジーという形で展開していくのでは?
と考えられます。
ただ、小説は小学校高学年から楽しめるとされていますので、やや難しい内容。
映画のストーリーも映像的には楽しめるものの、内容は小学校低学年や幼児には難しいところがあるのかもしれません。
ジブリ「君たちはどう生きるか」は何歳から?対象年齢や小学生・幼児は楽しめる?まとめ
ジブリ映画「君たちはどう生きるか」は何歳から楽しめて対象年齢は何歳なのかについてまとめました。
結論として、対象年齢は公式から発表はないものの、「大人向け」と言えると思います。
しかし、映像や音楽、登場する愛らしいキャラクターを楽しむといった目的であれば、小学校低学年や幼児でも楽しめると思われます。
そもそもR指定などの記載がない作品となっているので、これまでのジブリ作品同様子供から大人まで鑑賞可能となっています。
宮崎駿監督の想いがたくさん詰まった作品を、ぜひご自身の目でご確認ください。
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